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セスク退場のプレミア王者チェルシーがWBAに大敗

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[5.18 プレミアリーグ第37節 WBA3-0チェルシー]

 プレミアリーグは18日、第37節の1試合を行い、今シーズンの優勝を決めたチェルシーがアウェーでWBAと対戦。早い時間帯に失点を喫したチェルシーは、その後MFセスク・ファブレガスの退場もあり、0-3で完敗。今シーズンの3敗目を喫している。

 すでに優勝を決めたチェルシーは、リバプール戦に続き、MFルベン・ロフタス・チークを先発起用。また、ケガ明けのFWジエゴ・コスタも先発に名を連ねた。

 しかし、試合は序盤からWBAペースで進む。前半5分には、FWカラム・マクマナマンがシュートを放ったが、GKティボー・クルトワに防がれる。それでも9分にはDFジョリーン・レスコットからのパスを受けたFWサイード・ベラヒノが右足を振り抜き、先制ゴールを挙げた。

 反撃に出たいチェルシーだったが、前半29分にジエゴ・コスタが相手選手と揉めて試合が止まる。PA内に両チームの選手が集まり、試合が中断している中で、その輪から離れていたセスクが人が密集していた方向にボールを蹴る。これがWBAのMFクリス・ブラントの頭を直撃し、セスクは退場処分となった。

 数的不利となったチェルシーは、前半37分にDFフィリペ・ルイスの直接FKが枠を捉えるが、GKボアズ・マイッヒルに阻まれるなど、得点を挙げられないまま前半を終えた。

 後半の立ち上がり、再びWBAはチャンスをつくり、PA内でDFジョン・テリーのファウルを誘発。PKを獲得したベラヒノが自らゴールを決めて、リードを2点に広げた。守備を固めるWBAは、後半15分にもCKからブラントがゴールを挙げて3点目を記録。チェルシーはMFフアン・クアドラード、DFネイサン・アケ、FWイジー・ブラウンらを投入し、経験を積ませた。

 このまま試合は終了し、ホームのWBAが3-0で快勝。リーグ王者チェルシーは、1月1日のトッテナム戦以来となる黒星を喫している。

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