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ケディラがマドリーに別れ 「この5年を誇りに思っている」

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 レアル・マドリーMFサミ・ケディラが、サポーターに別れを告げた。今季で退団予定の同選手は、マドリーでプレーしたことを誇り、仲間とファンに感謝している。

 今季でマドリーとの契約が満了となるケディラは、終盤戦になって出場機会がなかった。スペイン『マルカ』のインタビューで、ケディラは次のように述べている。

「この1か月半で何があったか? 真実を言う必要がある。軽いケガをした。右足のかかとの痛みだ。でも、プレーしなかった理由はそれじゃない。たいしたケガではなく、プレーできた。僕は常に監督に信頼してもらっていると思っていたけど、間接的に自分はもう必要ないというメッセージがあった。そしてプレーを続けるチャンスがなかったんだ」

「契約を更新しなかった理由? 何度も話し合いはあった。最後が10月だ。いろいろ話し合って、僕は確信がなかった。疑問があって、12月に別の道を行き、新たな挑戦に臨む方が良いと言うことを決めたんだ」

 マドリーでの最後は満足のいくものではなかったと語るケディラだが、感謝の言葉で締めくくっている。

「今季のことには、心の奥深くで傷ついている。僕が望んだ終わりじゃなかった。プロ意識に欠けると批判されたのは傷ついたよ。僕は常に自分よりもチームを優先してきたからだ」

「僕はマドリーで幸せだった。一緒に仕事をしたすべての人に敬意を払い、やましいことなく、僕は去る。メディアやサポーターから批判されることがあるのは普通のことだ。それがサッカーだからね。僕はみんなに感謝したい。チームメートにも、サポーターにもね。このクラブのことはずっと僕の心にある。この5年、このユニフォームを着てきたことをすごく誇りに思っているよ」

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