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シャビ、来季はPSGでプレーも? 「兄弟クラブ」アル・サッドからの“抜け道”レンタルを画策か

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 バルセロナに別れを告げたMFシャビ・エルナンデスだが、もう1年ヨーロッパでプレーを続ける可能性もあるのだろうか? パリSGが、シャビの移籍先であるアルサッドから同選手をレンタルすることを試みているとフランス『パリジャン』が伝えている。

 シャビは21日に開いた会見でバルサ退団を正式に発表。新天地としてカタールのアルサッドへ移ることを表明した。アルサッドでは選手としてプレーするだけではなく、アカデミーの業務にも携わることが予定されている。

 だが『パリジャン』によれば、PSGの関係者がシャビのレンタルに向けて積極的な動きを見せているという。チェルシーを退団したあと、MLSのニューヨーク・シティへ移る前にマンチェスター・シティで1年間プレーしたMFフランク・ランパードと同じ形を模索しているとのことだ。

 ランパードのケースではマンチェスター・シティとニューヨーク・シティが同じオーナーグループを持つクラブであることが取引を可能にした。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を逃れる"抜け道"になったのではないかとの疑問の目も向けられたが、PSGの場合もアル・サッドとの関係を利用して同様の取引を画策することになるのかもしれない。アル・サッドのオーナーは、PSGのオーナーであるカタール投資庁の会長も務めるカタールのタミム首長の弟だ。

 ローラン・ブラン監督がバルセロナスタイルのポゼッションサッカーを志向し、その申し子であるシャビの加入が戦力面でも大きなプラスになること、世界市場でインパクトを強めたいクラブがビッグネームをチームに加えたいことなども、シャビの獲得を試みる理由だと見られている。

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