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バルサ退団のシャビが会見、「ここで得たもっとも素敵なものは友情」

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 今季限りでバルセロナを退団するMFシャビ・エルナンデスが3日に記者会見を行った。“お別れのイベント”となった会見には家族や友人、チームメイトらクラブ関係者も多数出席。会見の終盤にはサプライズでビデオが送られ、かつてのチームメイトらが多数“出演”し、感謝の思いを語ったという。シャビは感極まる様子もみせた。

 バルセロナ公式サイトによると、シャビは「これが永遠の別れになるのではなく、『またすぐにね』というものであるように」とコメント。「25年前にやってきて、僕の最高の夢の中でさえ、僕がここで過ごしたことは想像できるものではなかった。ここで感謝するのは、僕の方だ。僕はとても幸せだ」と語った。バルセロナで17年間を過ごしたシャビは、来季からカタールリーグのアルサッドでプレーする。

 シャビは会見でかつてのチームメイトの名前を挙げ、「ここで僕が得た最も素敵なものは、友情だ」と語った。なかでも、ティト・ビラノバ元バルサ監督や故・ルイス・アラゴネス元スペイン代表監督へは特別な感謝の思いを抱いていることを明かした。

 最後にチームのサイン入りユニフォームを送られると「バルサとバルサを形にしてくれている全ての人達にありがとう。僕は永遠にこの感謝を忘れない」と話している。

 クラブによると、会見ではMFアンドレス・イニエスタのスピーチがシャビの心を打ったという。イニエスタは「キャプテン、チームメート、友人」と“盟友”シャビとの関係性を表現すると、「来季の練習に僕たちと君が一緒にいないなんて、うまく想像できない。君の隣でプレーできたことは、名誉だった」とコメント。

「自分の前にチームのことを考えてくれてありがとう。僕らに与えてくれた全てに、シャビ、ありがとう」と感謝の思いを語ったという。


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