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サッキ:「個人競技ならイブラはメッシをもしのぐけど…」

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 元イタリア代表監督のアリーゴ・サッキ氏は、サッカーが個人競技であれば、パリSGFWズラタン・イブラヒモビッチはずば抜けた存在だと考えている。

 かつてイブラヒモビッチがイタリアでプレーしていた際に舌戦を繰り広げたこともあるサッキ氏は、イタリア『Radio2』の番組で、イブラ個人はバルセロナFWリオネル・メッシをもしのぐ存在だと語った。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「イブラは非常に素晴らしい選手だ。サッカーが個人競技なら、彼はメッシをも上回るだろう。彼の素晴らしい長所だが、それは同時に限界でもある。連係やほかの選手たちの助けを生かせないんだ」

「私が率いたミランには、(マルコ・)ファン・バステンや(ジョージ・)ウェアがいた。よりポテンシャルがあったのがジョージなのは確かだ。だが、ファン・バステンはチームと完璧に連係できていたんだよ。それが彼の力を何倍にもして、我々のプレーに意味をもたらしてくれたんだ」

 サッキ氏は、サッカーがチームプレーであることを強調している。

「大事なのはモーターだと理解する必要がある。それこそがプレーだ。それは個人の力によるものじゃない。アイデアと仕事の成果なんだよ」
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