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「別のクラブのエンブレムにキスはできない」…元ドイツ代表ヤンセンが29歳で現役引退

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 ハンブルガーSVは8日、契約満了で退団が決まっていた元ドイツ代表MFマルセル・ヤンセンが現役を引退すると発表した。ヤンセンは2008年からハンブルガーに所属するも、2015年6月4日に契約満了に伴う退団が発表されていた。

 今月2日に更新した自身の『Twitter』では「代理人と今後のプランを話し合うよ」と明かしていたが、まさかの現役引退となった。今後は起業し、実業家としての成功を目指す。

 ボルシアMGの下部組織で育ち、トップチームへ昇格したヤンセン。クラブが2部へ降格した2007年にはバイエルンへ移籍した。バイエルンでは2007-2008シーズンにリーグ優勝、UEFAカップの4強入りに貢献。2008年8月にハンブルガーへ加入すると、7年間を過ごしてきた。

 独『キッカー』によると、ヤンセンは「別のクラブのエンブレムにキスできない」と引退の理由を明かしたという。また自身の『Facebook』に長文のメッセージを投稿。これまでのキャリアを振り返るとともに、家族やサポーターなどへ感謝の思いも綴った。

「僕はプロのサッカー選手を引退することにしました!とても興味深く、金銭的にも好条件なオファーもあったんだ。しかし別のクラブのユニフォームを着ることはできない」

「僕は数年間に渡ってのプロサッカー人生で成功を経験した。これから僕の人生は新しい仕事とともに新たな章に入るんだ」

「ハンブルガー、ボルシアMG、バイエルンと素晴らしい3クラブでプレーすることができた。バイエルンでは2008年にリーグ優勝でカップ戦も制した。僕の人生のなかでも素晴らしい思い出だ」

「7年間を過ごしたハンブルガーは僕のホームクラブとして、心に深く刻まれ、僕自身に大きな影響を与えた。これからはファンとしてスタジアムへ行き、スタンドから応援するよ」

「幼い頃の僕にとってサッカーは一つの趣味だった。僕はこれからは空き時間の趣味としてサッカーを楽しむつもりだ」

●2015-16シーズン欧州移籍情報

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