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マスチェラーノ、「まだ決断できない」としながらもアルゼンチン代表引退を検討か

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 バルセロナMFハビエル・マスチェラーノの代理人は、同選手がアルゼンチン代表を引退することを検討していると語った。これに対しマスチェラーノは、代理人の発言を認めないと声明を出しながらも、代表引退の可能性自体を否定はしていない。

 先日行われたコパ・アメリカでは決勝でPK戦の末に開催国チリに敗れ、昨年のブラジル・ワールドカップに続いてタイトルを逃したアルゼンチン代表。現在31歳のマスチェラーノにとって、その試合が代表でのラストマッチとなる可能性もあるのだろうか。

 代理人のワルテル・タメル氏が、マスチェラーノの代表チームでの今後についてアルゼンチンのラジオで次のように語ったとスペインなどのメディアが伝えている。

「マスチェラーノは何度も疲れていると言ってきたが、今回は様子が違っていると思う。(リオネル・)メッシへの批判も大いに影響している」

 メッシは代表チームでの無冠を批判されることに疲れ、アルゼンチン代表でのプレーを一時休養することも検討しているのではないかと報じられた。マスチェラーノもメッシへの批判に心を痛め、代表と距離を置くことを考えているとの見方だ。

 これに対し、マスチェラーノはソーシャルメディアで次のように声明を出した。タメル氏の発言は無効だとしつつ、もし代表引退を決意するなら自らの口から発表することを示唆している。

「僕がアルゼンチン代表で続けるかどうかについて色々と憶測を持たれたり言われたりしていることは、すべて嘘だと明確にしておきたい。すべてが最近起こったばかりで、大きな痛みを伴うことだったので、まだ決断することはできない」

「キャリアを通していつも言ってきたように、何か言うべきことがあるのなら、僕自身からそれを知るべき人へ伝えるつもりだ。それ以外の誰が僕の名前を使って話をしたとしても、考慮に入れるべきではない」

 マスチェラーノは2003年にアルゼンチン代表にデビューし、メッシの前にキャプテンも務めていた。代表キャップ数はコパ・アメリカで117にまで伸ばし、歴代単独2位に浮上している。

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