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シュバイニーのマンU移籍に理解示すルンメニゲCEO、引退試合も約束

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 マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まったMFバスティアン・シュバインシュタイガーについてバイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは「バイエルンに留まるように彼を説得したが、一人の選手がキャリアの終盤に新たな経験を求めることも理解している」と述べた。クラブの公式サイトが伝えている。

 98年に下部組織に入団してからバイエルン一筋だったシュバインシュタイガー。17シーズンをバイエルンで過ごし、20個のタイトルを獲得した副キャプテンと10日に会談したルンメニゲCEOは「非常に真剣で、深い会話をした。我々はお互いに本音で話し合った」とし、そのときの会話の一端を明かした。

「休暇中に考えていたことを伝えられた。キャリアの最後にまた新しいことをしたいということをね。この願いに応じ、マンチェスター・ユナイテッドと合意してほしいと頼まれたよ」

 ルンメニゲCEO自身、バイエルンで10年間を過ごした現役時代の最後にインテル(イタリア)とセルベット(スイス)でプレー。「私の当時のインテルへの移籍はモチベーションになった。バスティアンにとっても新たな原動力となり得る面白い課題となるだろう。彼の人生に良い効果のある決断だ」と理解を示した。

「彼は17年間、我々のところにいた。すべての駅を通過した。偉大なことを成し遂げた。すべてを勝ち取ったんだ。彼はクラブに多くをもたらした」

 そう賛辞を送るルンメニゲCEOは、シュバインシュタイガーが現役引退を決断したときにはバイエルンで引退試合を開催することも約束したのだという。「そのときはバイエルンで2周目のキャリアを築くという将来があり得るかどうかを話すこともできる。彼の帰る扉は開いている」と、引退後に再び迎え入れる用意があることも示唆した。

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