シンガポールでツアー中のアーセナルは18日、バークレイズ・アジア・トロフィー決勝でエバートンと対戦し、3-1と勝利して優勝した。GKペトル・チェフがアーセナルでのデビューを飾り、試合後に喜びを表している。

　アーセナルは22分にFWセオ・ウォルコットのゴールで先制。後半にMFサンティ・カソルラがリードを広げると、さらにMFメスト・エジルが3点目を奪う。75分にMFロス・バークリーに1点を返されたが、残る2点のリードを逃げ切った。

　試合後、チェルシーを退団してアーセナルに加入したチェフは、次のように述べている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「ようやくチームと最初の試合ができたのは良かったよ。まずはコンディションを整え、次にみんなのことを知るのが大事だった。そして何より、試合に勝つことがね。もちろん、最初の試合を終え、本当に良いプレーで勝つことができたのはうれしい」

「自分のプレーには満足している。プレシーズン最初の試合だったし、90分やれたのが良かった。試合中の集中の仕方にも満足している。僕にとって大事なのは、試合に勝ち、調子を整えていくことだった」

　一方、アーセン・ベンゲル監督も次のように満足感を表している。

「このパフォーマンスには満足している。プレシーズンで集中すべきは、試合のクオリティーを取り戻すことだからね」

「今日はアジアにおけるプレミアリーグの素晴らしい宣伝になったと思う。我々にとっては完璧な旅だったよ。素晴らしいコンディションで、ファンタスティックなファンたちがおり、ケガをせずに納得の2試合をやれたのだからね」

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