バルセロナFWペドロ・ロドリゲスの移籍先は、どうやらマンチェスター・ユナイテッドになりそうだ。『スポルト』や『マルカ』といったスペインメディアが報じている。

　FWリオネル・メッシ、FWネイマール、FWルイス・スアレスで構成される“MSN”の存在によって、出場機会が激減しているペドロは、EURO2016に出場のために今夏での移籍をほのめかしている状況。このスペイン代表FWに対しては、これまでチェルシー、リバプール、パリSGといったクラブからの興味が噂されてきたが、ここにきてユナイテッドが獲得する可能性が高まっている。

　先のバルセロナとの契約延長で、契約解除金が1億5000万ユーロから3000万ユーロに引き下げられたと報じられるペドロだが、『マルカ』によればユナイテッドは移籍金2500～2900万ユーロのオファーでバルセロナと合意に至る見込みという。一方で『スポルト』は、ユナイテッドにバルセロナと交渉を行う考えはなく、契約解除金3000万ユーロだけを支払い、ペドロを持ち去る考えと報じている。

『スポルト』、『マルカ』の報道で共通しているのは、ユナイテッドのペドロ獲得の意思が断固たるものということだ。今夏の移籍市場で新たな大型移籍が生まれるのは、時間の問題となっているのかもしれない。

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