ハノーファーからの移籍が噂されるDF酒井宏樹だが、現状では具体的は動きがないことをクラブ幹部が明かしている。『キッカー』が伝えた。

　来夏で契約の切れる酒井には移籍金の発生する今夏の移籍が噂されている。移籍金は300万ユーロ(約4億850万円)とみられる。ただ先日、ナポリが獲得に興味を示していると報じられたが、ハノーファーのディルク・ドゥフナーSDはオファーが届いていないことを明言。「彼の代理人はイタリアでも活動しているからね」と話すにとどめている。

　ハノーファーは今季、右SB候補として、フライブルクからDFオリバー・ゾルクを獲得した。このことも酒井の放出話を後押ししているが、同SDは「健全な定位置争いだ」と強調。以前にもあったレギュラー争いを引き合いに出し、「ヒロキなら踏ん張ってうまくやれるはずだ。経験上、彼は定位置争いを受けて立つはずだ」と期待を寄せた。

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