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またも会見で苛立つペップ「私はフットボールについて話したい」

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[8.5 アウディ杯・決勝 バイエルン1-0レアル・マドリー]

 プレシーズマッチのアウディ杯・決勝が5日に行われた。バイエルン(ドイツ)はレアル・マドリー(スペイン)に1-0で勝利し、優勝を果たしている。試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督のコメントをスペイン『アス』や『マルカ』が伝えた。

 会見冒頭で「スタンドへ向かって、投げキスするように挨拶していましたが……?」と記者から問われたペップはうんざりした表情。「昨日の会見での最初の質問はデ・ヨングについてだった。今日の質問はスタンドへの挨拶。私はフットボールについて話してはいけないのか?理解できない」と言うと、「スタンドに友人が何人か来ていたから挨拶したんだ。それだけだよ」と吐き捨てた。

 試合内容に話しが移ると、饒舌になった指揮官。レアルを下しての勝利に「こういう試合は毎年やらなければならないね。私たちのチームが成長するための良い機会だ。選手たちにはおめでとうと言いたい」とコメント。

「R・マドリーほどのクオリティを持っているチームからボールを奪うことができるというのは、どんな時でも誇らしいことだ。昨日も試合があったから、ピッチ上のコンディションはとても悪かった。選手たちの献身的な動きは素晴らしいの一言だよ。2試合をこなした上で、ここまでのレベルでプレイできるということはとても価値があることだ。選手たちに関しては不満は何もない」

 連戦のなかで勝利を遂げ、3度目のアウディ杯優勝を勝ち取った選手たちを称えたグアルディオラ監督は、「これは親善試合ではあるけど、トーナメントで優勝したことで、私たちはとても喜んでいる」と満足げな表情をみせた。

「R・マドリーはスーパーチームだ。守備組織もしっかりしているし、彼らを倒すことはチャレンジだった。“BBC”は出場していなかったけど、MFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロース、MFイスコは皆AAクラスの能力を持っており、良い連携を見せていた。ただ、インテンシティの点で私たちは上回っていた。バルセロナの時の経験上、彼らを好き勝手に走らせるのは良いアイディアではないと知っていたから、それを避けるためにロングボールを多用したんだ」


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