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ファーディナンド氏:「デ・ヘアを放出するならタイトル挑戦は忘れるべき」

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 元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏は、古巣ユナイテッドに対してGKダビド・デ・ヘアを絶対にチームに残留させるべきだと主張している。

 レアル・マドリーへの移籍の可能性が取りざたされているデ・ヘアは試合に集中できる状態ではないとして、ルイス・ファン・ハール監督は8日に行われたプレミアリーグ開幕戦のトッテナム戦に守護神を起用せず。新加入のGKセルヒオ・ロメロがゴールを守ったユナイテッドは1-0で開幕戦を制した。

 ファン・ハール監督はデ・ヘアを簡単には手放さないという姿勢を変えていないが、今後の動きが注目されるところだ。一方、ファーディナンド氏はイギリス『サン』のコラムで次のように述べた。

「ダビド・デ・ヘアを失うのであれば、ユナイテッドはタイトルへの挑戦については忘れてしまってもいいだろう。ユナイテッドのようなクラブがデ・ヘアほどのGKの退団を許してはならない。レアル・マドリーから受け取る移籍金は、それにより失うトロフィーの埋め合わせにはならないからだ」

「ダビドが契約の満了する来年夏に去ることを選ぶのなら仕方ないだろう。だがユナイテッドは現金を必要としてはいないし、強くなるためなら金を使う余裕がある」

 マドリーへの移籍を認められるとすれば、それに見合う選手とのトレードの場合だけだとファーディナンド氏は主張した。

「彼を売ることを考えられるとすれば、ガレス・ベイルやカリム・ベンゼマ、セルヒオ・ラモス、ラファエル・バランといった選手が来る場合だけだ。そういうことが起こらないのは明白だがね」

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