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「シティ戦は決定的な試合ではない」シーズン序盤の大一番に臨むモウリーニョ

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 チェルシーは16日、プレミアリーグ第2節でアウェーのマンチェスター・シティ戦に臨む。ジョゼ・モウリーニョ監督は、この一戦がシーズンの行方を左右することにはならないと主張している。

 昨季プレミアリーグ王者チェルシーと2位シティが、いきなりシーズン2試合目で激突。開幕戦に引き分けているチェルシーは、ここで敗れれば優勝争いのライバルに早くも勝ち点5差をつけられてしまう。

 だが、まだシーズン序盤の1試合にすぎないとモウリーニョ監督は語った。イギリス複数メディアが伝えている。

「決定的な試合だとも、非常に非常に重要な試合だとも言うことはできない。だがタイトルを争う2チームであり、勝ち点3の懸かる試合だ」

「シーズンはとても長い。38試合の戦いは永遠に続くマラソンのようなものだ。先週始まったばかりであり、終わるのは約10か月後だ。勝ち点3を獲得するのは重要だが、この試合の勝者にとっても敗者にとっても何かが決まるわけではない」

 タイトルを逃したライバルチームは積極的に補強に動くため、連覇を成し遂げるのは簡単ではないと主張した。

「タイトルを獲得するのは難しいが、1度獲得したあと2度獲得するのはさらに難しい。なぜチャンピオンズリーグ(CL)で2連覇したチームがないのだろうか? 経済力を持った多くのチームがリアクションを起こしてくるからだ」

「CLでもプレミアリーグでも、リアクションを起こすことができるチームは多い。昨季タイトルを失ったシティは、まず(ラヒーム・)スターリングの獲得に動いた。優勝していればおそらく移籍市場での動きも違っていただろう」

 チェルシーはさほど派手な補強には動いておらず、ここまでFWラダメル・ファルカオとGKアスミル・ベゴビッチを加えたのみだ。

「買ってばかりではない。買うこともあれば売ることもあるんだ。我々は使う金と手に入れる金の間に条件を適用している。チェルシーは非常に正しいやり方でそれをやれている」

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