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ミハイロビッチを評価するベルルスコーニ 「ミランはスクデットを争う」

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 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は、シニシャ・ミハイロビッチ監督を強く信頼している。その信頼から、チームがスクデットを獲得することも可能と考えているようだ。

 17日のコッパ・イタリア3回戦で、MF本田圭佑の1ゴール1アシストでペルージャを2-0と下したミラン。試合後、ベルルスコーニ名誉会長はアドリアーノ・ガッリアーニCEOやミハイロビッチ監督とディナーをともにしている。マーケットや今後について話し合ったことは想像に難くない。

 ディナー後、ベルルスコーニ名誉会長は報道陣に次のように述べている。イタリア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「我々は満足している。良いパフォーマンスだった。特に新戦力が輝いたね。だが、最も重要なのはシニシャだ。彼はリーダーだよ。攻撃重視という我々の哲学をうまく理解している。私が投資すると決めたのは、かつての栄光を取り戻さなければいけないからだ。我々はスクデットを争う」

 だが、近年のセリエAはユベントスが圧倒している。

「ユーベは素晴らしい補強をした。だが、3人の重要な選手も失っている。私は(パウロ・)ディバラがすごく好きだね。我々も欲しかったんだ。ユーベがうらやましいね」

 ミランは23日のフィオレンティーナ戦でセリエA開幕を迎える。

「フィオレンティーナは夏のテストマッチで非常にうまくやってきた。我々は、相手が素晴らしいチームであることを知っている」

 もちろん、補強についても言及した。パリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチについて、ベルルスコーニ氏はこう述べている。

「パリSGがイブラとの関係を終わらせるなら、イブラはウチにしか来ないと我々に言ってきているよ」

 また、ベルルスコーニ氏は中盤の強化について、「良い道にある。名前は知ってのとおりだ」とも述べた。ミランはサンプドリアMFロベルト・ソリアーノを狙っている。ベルルスコーニ氏は同選手の獲得にゴーサインを出したようだ。


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