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開幕4試合で早くも2敗目…モウリーニョ「他のリーグならゲームオーバー」

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[8.29 プレミアリーグ第4節 チェルシー1-2クリスタル・パレス]

 プレミアリーグは29日、第4節を行い、チェルシーはホームでクリスタル・パレスと対戦し、1-2で敗れた。早くも今季2敗目を喫した昨季王者は開幕4試合を終え、1勝1分2敗の勝ち点4と大きく出遅れている。英『BBC』が試合後の指揮官のコメントを伝えた。

「4試合で4ポイント。非常に悪いスタートを切ってしまった」と率直に認めるジョゼ・モウリーニョ監督。開幕4連勝を飾ったマンチェスター・シティに早くも勝ち点8差を付けられ、「他のリーグならリーグトップのチームがほとんど負けることはないから、この時点でゲームオーバーだろう」としながらも「これはプレミアリーグだ」と強調している。

「プレミアリーグではゲームオーバーとは言えない。これはプレミアリーグだ。以前よりもリーグはさらに難しいものになっている」。チームの実力が伯仲しているリーグであり、上位チームが勝ち点を取りこぼす可能性の高いリーグであることを身を持って理解している指揮官は、まだまだ挽回可能だと力説した。

 後半20分に先制を許したチェルシーは直後にFWラダメル・ファルカオを投入。すると同33分、FWペドロ・ロドリゲスの右クロスにファルカオが頭で合わせ、1-1の同点に追いついた。ところが、後半26分に再び勝ち越しゴールを許し、1-2の敗戦。ファルカオの移籍後初ゴールを勝ち点に結びつけることができなかった。

「ファルカオの得点はチームにとって意味を持たなかったが、個人としては価値あるゴールだ。自信につながったと思う。難しい期間を過ごしていただけに喜びは大きいだろうね」。ファルカオをそう称えたモウリーニョ監督は一方で「今日の我々は、良いパフォーマンスだった選手が11人いたとは言えない。2、3人の選手がトップコンディションではなかったし、90分を振り返れば私自身も反省すべき点はある」と厳しい口調で語った。

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