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渦中のピケが緊急会見へ、ブーイング騒動受けて自ら要望

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 バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが緊急会見を開くことになった。スペイン『アス』が伝えている。自らの言葉で語ることをピケ本人が強く要望。10日の練習後にカンプノウで会見に臨むという。バルセロナが9日に明らかにした。

 ピケはカタルーニャ州独立の支持やレアル・マドリーを揶揄するコメントをしたことにより、スペイン代表の試合で多くのブーイングを浴びせられている。

 今回行われたEURO2016予選でもボールを持つたびにブーイングが上がっていたほか、試合後にヒホンのナイトクラブを訪れた際には、ファンから「酔っ払い野郎が!」と罵声を浴びせられていた。

 また、同代表の会見の場でレアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスが“ピケ問題”について言及。マドリー戦でのピケの行動に原因があるとの見解を示したことも新たな火種となっている。

 ピケに対するファンの反応は日に日に悪化するばかり。事態を重く見たスペインサッカー連盟が11月のイングランド代表との国際親善試合の開催地変更を検討しているほどだ。

 8月17日のスペイン・スーパー杯での行為により、4試合の出場停止処分を受けているピケは、開幕節のビルバオ戦、第2節マラガ戦を欠場しており、今後も12日の第3節アトレティコ・マドリー戦、20日の第4節レバンテ戦も欠場することになる。出場停止処分が明けるまでに、何としてでも事態を収拾したいと会見を行うと決めたとみられる。


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