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ユナイテッド、マドリー移籍失敗のデ・ヘアと契約延長交渉を再開か

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 マンチェスター・ユナイテッドは、レアル・マドリーへの移籍が実現せずチームに残ったGKダビド・デ・ヘアとの契約延長に向けた交渉を再開したようだ。イギリス複数メディアが伝えている。

 ユナイテッドとの現在の契約が今シーズン終了までとなっているデ・ヘアは、今年2月にも契約延長に向けた交渉をスタートさせたことが代理人から明かされたが、合意に達することはなかった。

 夏の移籍市場ではレアル・マドリーへの移籍が盛んに騒がれ、スペインの移籍最終日である8月31日についに合意。だが手続きは期限に間に合わず、デ・ヘアは結局ユナイテッドに残留することになった。

 イギリス『スカイ・スポーツ』『BBC』などが伝えたところによれば、デ・ヘアは移籍失敗後にユナイテッドとの契約交渉を再開したようだ。10日には代理人のジョルジュ・メンデス氏がクラブ練習場を訪れていたとのことだ。

 契約を延長しなければシーズン終了後にフリーでの移籍が可能となるデ・ヘアだが、その場合はユナイテッドで1年間「飼い殺し」にされるのではないかとの見方もある。今季終了後にEURO2016を控えることもあり、試合でプレーしたいデ・ヘアは難しい決断を強いられることになるかもしれない。

 ルイス・ファン・ハール監督は、移籍騒動でプレーに集中できる状態ではなかったとして、今季プレミアリーグ開幕からの4試合にデ・ヘアを起用していなかった。12日に行われる第5節リバプール戦が移籍市場終了後の初戦となるが、デ・ヘアはゴールマウスに立つことができるのだろうか。

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