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「なぜ本田ではなくバッカを下げた?」 ミハイロビッチ采配に不満の声も

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 ミランMF本田圭佑は13日、セリエA第3節ミラノダービーに先発出場し、81分までプレーした。イタリアメディアの一部解説者は、本田のプレーに不満を表し、シニシャ・ミハイロビッチ監督が本田ではなくFWカルロス・バッカを先に交代させたことに疑問を呈した。

 スコアレスで迎えた58分、インテルMFフレディ・グアリンに先制点を許したミラン。ミハイロビッチ監督はすぐにFWマリオ・バロテッリを投入し、同点ゴールを目指した。そのバロテッリを入れるためにベンチへ呼び戻したのがバッカだった。

 その後、ミハイロビッチ監督は72分にMFユライ・クツカに代えてMFアンドレア・ポーリを入れ、81分に本田を下げてMFアレッシオ・チェルチを投入している。

 バロテッリはポスト直撃のシュートを放ち、直接FKでゴールに迫るなどインパクトを残したが、交代相手がバッカだったことに納得がいかない声が上がっている。ミラン専門サイト『milannews.it』が伝えた。

 かつてユベントスやナポリでプレーし、現在はイタリア『スカイ』で解説を務めるマッシモ・マウロ氏は、「バッカはクオリティーが素晴らしい選手だ。ミハイロビッチ監督の采配が理解できない。私なら本田を下げる。バッカは諦めない」と述べている。

 また、以前から本田に厳しいコメントをつきつけている元ミランのズボニミール・ボバン氏は、次のように本田を酷評した。

「ミランはたくさん走った。とても素晴らしいサッカーをしたわけじゃない。だが、中盤は少し良くなった。個々の選択に関してはクオリティーが少なかった。本田は決して相手を抜かないし、(ジャコモ・)ボナベントゥーラはインサイドハーフでとても苦しんでいる」


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