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ジェラードがかつての恩師ベニテスを冷たく突き放す「絆と呼べるものはない」

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 MLSのロサンゼルス・ギャラクシーでプレーする元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードは、かつて指揮官と選手として接していたラファエル・ベニテス現レアル・マドリー監督が苦手だったようだ。自叙伝『マイ・ストーリー』に綴った内容を『BBC』など複数メディアが伝えている。

 ベニテス監督とジェラードは2004年から2010年までリバプールでともに在籍。2005年にはUEFAチャンピオンズリーグのタイトルを獲得するなど、一時代を築いた。しかしジェラードは、「距離を取る人物で人間味がない。僕らの間には絆と呼べるものはない」と冷たく突き放した。

「過去にリバプールを指揮した監督なら誰でも電話をかけて話すことができるよ。ラファ(ベニテス監督)を除いてね。キャリアの中でも最高の体験だった2005年のCLでの優勝を共にした関係だというのにおかしな話だろう。僕らの間には絆と呼べるものはないんだ」

「人間的な意味で言うなら、僕はジェラール・ウリエ監督やブレンダン・ロジャース監督のような好人物が好きだ。だけど、冷たい人物相手と一緒に仕事をするとしてもまったく問題じゃない。サッカーだけをとれば、ベニテス監督やファビオ・カペッロ監督のような人間味がなくて選手と距離を取る監督のほうが結果を出すということもあるからね」

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