[9.20 プレミアリーグ第6節 リバプール1-1ノリッジ]

　プレミアリーグは20日、第6節2日目を行った。リバプールはホームでノリッジと対戦し、1-1で引き分けた。2試合連続で引き分けに終わったリバプールは8月24日の第3節アーセナル戦以降、公式戦5試合白星なし(3分2敗)となった。

　約5か月ぶりにFWダニエル・スターリッジが復帰を果たしたリバプールは前半18分、MFエムレ・カンのサイドチェンジからDFアルベルト・モレノが相手をかわして左から中央に折り返すもMFジェームズ・ミルナーの右足シュートは相手DFのブロックに阻まれる。同34分にはMFルーカス・レイバのスルーパスから決定機もスターリッジの左足シュートはGKジョン・ルーディに止められた。

　スコアレスで折り返した後半開始からリバプールはFWクリスティアン・ベンテケに代えて、今夏加入のFWダニー・イングスを投入。すると、この交代策が奏功し、同3分に相手のトラップミスをモレノがダイレクトで前線に送る。これに反応したイングスがPA左から左足シュートを叩き込み、先制に成功した。

　しかし、リバプールは後半16分に同点を許す。ノリッジは右CKはGKシモン・ミニョレのパンチングに阻まれたが、これをDFラッセル・マーティンが胸で受けて左足で押し込み、試合を振り出しに戻す。さらに同20分にDFセバスティアン・バソンの右クロスから決定機もMFマシュー・ジャービスの右足シュートはGKミニョレに阻まれた。

　追いつかれたリバプールは後半21分、再三左からチャンスを作っていたモレノが今度は自らドリブルで切れ込んで左足シュートを放つもGKルーディに弾き出される。同33分にはMFコウチーニョが右サイドを抜け出し、ドリブルでシュートまで持ち込んだが、決め切ることができず、そのまま1-1で試合終了。リバプールは17日のヨーロッパリーグ・ボルドー戦に続く引き分けとなった。

---

●プレミアリーグ2015-16特集