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チェルシー、交代策が奏功し2点差追いつくもニューカッスルとドロー決着

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[9.26 プレミアリーグ第7節 ニューカッスル2-2チェルシー]

 プレミアリーグは26日、各地で第7節を行った。チェルシーは敵地でニューカッスルと対戦し、2-2で引き分けた。

 FWジエゴ・コスタが出場停止でFWロイク・レミーが先発したチェルシーは前半12分、DFブラニスラフ・イバノビッチが右サイドの深い位置から折り返したボールをレミーが左足で合わせるもわずかに右へ外れ、先制点とはならなかった。

 今季まだ勝利がなく、3連敗中のニューカッスルは序盤攻め込まれる時間が続いたが徐々に攻勢を強めると前半28分、スルーパスからFWアジョセ・ペレスが右足シュート。これはGKアスミール・ベゴビッチに弾かれ、こぼれ球をつないでDFダリル・ヤンマートが再びシュートまで持ち込んだが、これもGKベゴビッチに阻まれた。

 それでも先制したのはニューカッスルだった。前半42分、MFフルノン・アニタの右クロスを相手DFに挟まれながらもペレスがトラップから右足を振り抜く。これが左ポストに当たりながらも先制のゴールネットを揺らし、1-0で前半を折り返した。

 ニューカッスルは前半の勢いのままに後半早い時間に追加点を奪う。同15分、ペレスの左CKをMFジョルジニオ・ワイナルドゥムがヘッドで合わせて、昨季王者相手に2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドのチェルシーは後半16分にMFネマニャ・マティッチに代えてMFウィリアン、レミーに代えてFWラダメル・ファルカオを投入。さらに同33分にはMFラミレスを投入し、これが奏功する。同34分、左から切れ込んだMFエデン・アザールのパスを受けたラミレスが右足ミドル。これが左上隅に突き刺さり、1点差とした。

 さらに後半42分、チェルシーは左サイドでFKを獲得。これをウィリアンがゴール前に入れると、ラミレスが飛び込み、触ることはできなかったがGKティム・クルルのブラインドとなり、そのままゴールにおさまってついに同点に追いつく。終了間際の同44分には得点した逆サイドからのウィリアンのFKをラミレスが今度は頭で合わせたがGKクルルに止められ、2-2で試合終了。チェルシーは今季初の連勝とはならなかった。


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