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マンチーニ、今季初先発の長友に「良い試合をしてくれた」

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 24日に行われたセリエA第9節の試合で、インテルはアウェーでパレルモと対戦して1-1で引き分けた。ロベルト・マンチーニ監督は勝利を逃したことを悔やんでいる。

 開幕5連勝のあと白星のないインテルは、またも勝ち点3を獲得できず。60分にMFイバン・ペリシッチのゴールで先制したがすぐに追いつかれてしまい、そのまま3試合連続のドローに終わった。

 勝ち点では暫定的に首位フィオレンティーナに並んだとはいえ、指揮官にとって満足できる結果ではなかったようだ。イタリア『スカイ』『メディアセット』などでマンチーニ監督は次のように語った。

「今のところ我々は首位だが、今夜は満足できたとは言えない。勝利を持ち帰りたいと思っていたよ。前半は間延びしすぎていて、守備も攻撃も苦しんでいたね」

「最初の30分間は良いプレーができていなかったが、その後は(ヘイソン・ムリージョの退場で)不当に10人になってもしっかり戦っていた。何度かチャンスはあったが、(パレルモGKステファノ・)ソッレンティーノが素晴らしかったよ」

 昨季得点王のFWマウロ・イカルディはノーゴールに終わり、今季まだ2得点。FWステファン・ヨベティッチとのコンビはさらに向上させる必要があると述べた。

「たくさんゴールを決める時期もあれば、1点も入らない時期もあるものだ。イカルディはとにかく冷静であり続けるべきだ」

「ヨベティッチとの連係はもっと改善することができる。2人ともチームのためにプレーすることを学ばなければならない。その点では我々はもっとうまくやれるはずだ。今夜はチャンスを増やすためにサイドバックを高くしてプレーしたが、残念ながら決めることはできなかった」

 DF長友佑都は今季初めて先発に起用され、90分間フル出場。起用の理由についてマンチーニ監督が次のように話したと『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「常に準備ができているので、良い状態にあると思えた。出場したのは、彼がチームの25人のメンバーの一人だからだよ(笑)。良い試合をしてくれたが、90分間のプレーはしていなかったので最後は疲れていたね」

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