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[キャピタル・ワン杯]アーセナルが“ジャイキリ”許す…2部クラブに3失点零封負け

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[10.27 キャピタル・ワン杯4回戦 シェフィールド3-0アーセナル]

 キャピタル・ワン杯は27日、4回戦1日目を行った。アーセナルは敵地でシェフィールド・ウェンズデー(2部)と対戦し、0-3で敗戦。“ジャイアントキリング”(番狂わせ)を許す形となってしまった。

 アーセナルは25日のプレミアリーグ第10節エバートン戦から8人を入れ替え、DFカルム・チャンバースやMFアレックス・イウォビ、MFグレン・カマラ、FWジョエル・キャンベルら若手を多く起用した。しかし、アーセナルに立て続けにアクシデント発生。前半5分にMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンが負傷し、FWセオ・ウォルコットとの交代を余儀なくされると同19分にそのウォルコットもFWイスマエル・ベナセルとの交代を余儀なくされた。

 すると、前半27分にシェフィールドが先制に成功する。左サイドを抜け出したMFダニエル・プヂルがマイナスに折り返したボールをMFロス・ウォレスが左足で合わせて、格上相手に先手を取った。さらに同40分、ウォレスのFKをFWルーカス・ジョアンがヘッドで合わせて、2-0とリードを広げた。

 アーセナルはボール支配率こそ高いが、攻守がかみ合わずなかなかチャンスを作ることができない。すると、またもセットプレーの流れから試合を決定づける失点を喫してしまう。シェフィールドは後半6分、MFバリー・バナンのFKをDFトム・リースがPA右から中央へ折り返し、DFサム・ハッチンソンが押し込んで、3-0とした。

 アーセナルは後半25分、MFマシュー・フラミニの浮き球パスをPA左でDFペア・メルテザッカーがヘッドで合わせるも相手GKに弾き出される。同アディショナルタイムにはイウォビが裏へ抜け出すもシュートは打てず、これで獲得したCKの流れからキャンベルが左足ボレーも決めることができなかった。プレミア2位のアーセナルはこのまま0-3で敗戦。4回戦敗退となった。

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