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ハノーファー指揮官、清武のベンチスタートは疲労の影響と明かす

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[10.27 DFBポカール2回戦 ダルムシュタット2-1ハノーファー]

 27日のDFBポカール(ドイツ国内杯)2回戦ダルムシュタット戦でハノーファーのMF清武弘嗣をベンチスタートさせたのは、コンディションを考慮してのことだったようだ。ドイツ紙『キッカー』が伝えている。

 ハノーファーは敵地でのダルムシュタット戦に臨み、先制を許した直後の後半30分にDF酒井宏樹がロングフィードから同点ゴールを演出したが、後半34分に再び勝ち越しを許し、2回戦敗退が決まった。

 清武は6月の代表合宿中に負傷し、同12日に右足中足骨折の手術を受け、約3か月のリハビリを経て、9月12日のブンデスリーガ第4節ドルトムント戦で復帰。その後、今月24日の第10節フランクフルト戦まで7試合連続で先発出場し、1ゴール3アシストの活躍をみせていた。

 この試合でベンチスタートとなった清武は、後半27分から途中出場した。この理由を問われたミヒャエル・フロンツェック監督は、「彼は3か月間も負傷を抱えていた。そして土曜日のフランクフルト戦では12kmを以上走っていた。彼を追い込むことに興味はない。だから我々は20分間だけ起用することを決めていた」と、清武の疲労を考慮しての決断だったと語った。

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