beacon

スペイン、クラシコで「前例のない」安全対策 「必要な対策をすべて講じる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 スペイン当局は18日、レアル・マドリーバルセロナのクラシコで「前例のない」安全対策を講じると明かした。『ESPN』が報じている。

 パリでのテロ事件以降、ベルギー対スペイン、ドイツ対オランダの国際親善試合が安全上の危険から中止となったサッカー界。21日に行われるクラシコでも、安全の確保が最優先される。スペイン当局は18日、クラシコを中止する「理由はない」としつつ、「ハイリスクのイベント」だと宣言した。

 スペイン当局のフランシスコ・マルティネス氏は、次のように述べている。

「スポーツイベントとしては前例のないオペレーションとなるだろう。我々は普通を維持しなければいけない。だが、現状を忘れることなくそれをしなければいけない」

「対策は十分なものとなる。十分以上のものとなる。このイベントがまったく普通のものになることを保障すべく、我々は必要な対策をすべて講じる」

『ESPN』によると、試合では1500名以上の警官が配備される見込み。また、スタジアムの外には複数のセキュリティーゾーンを設け、チケットを持たない者を遠ざける予定という。警備の詳細について、全体的な規模に関しては、19日の会議で話し合われるようだ。

 マルティネス氏は、ファンが地元警察や安全対策を「信頼」すべきであるとし、「普通」に「落ち着いて」観戦を予定してほしいと述べている。

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP