真偽のほどは、まだ分からない。実現するなら、豪華なチームになることは確かだ。トルコのアンタルヤスポルの会長が、ニューヨーク・シティMFアンドレア・ピルロと、元ブラジル代表FWロナウジーニョの獲得に向かっていると明かした。

　アンタルヤスポルの会長はトルコメディアで、次のように話している。イタリアメディアなど複数のメディアがコメントを伝えた。

「我々はピルロや彼の代理人と話し合った。彼は喜んでアンタルヤスポルでプレーする」

「我々はロナウジーニョや彼の代理人とも話している。彼もアンタルヤスポルに来る準備はあるよ。我々は両選手と基本合意している。財政的なバックアップが見つかれば、取引がまとまるだろう」

　ピルロはユベントスを退団し、夏にニューヨーク・シティに加入。先日から古巣インテルなど、ヨーロッパのクラブに移籍する可能性が噂されている。

　一方、ロナウジーニョは夏にフルミネンセと契約したが、わずか2か月で契約解消。10月に「オファーは毎日届いている」と現役続行を宣言しており、新天地がどこになるか注目されている。

　アンタルヤスポルは以前からビッグネーム獲得の野心を持っている。夏にFWサミュエル・エトーを獲得。さらに、一時は会長がロナウジーニョ獲得を宣言し、バルセロナFWリオネル・メッシの将来的な獲得も望んでいると発言している。ほかにもローマFWフランチェスコ・トッティ、マンチェスター・ユナイテッドGKビクトール・バルデスらへの関心も噂された。

　第11節を終えた今季のトルコリーグで9位につけるアンタルヤスポル。その壮大な野望は、本当に実現するのだろうか。