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デビュー20年、運命のミラン戦出場を楽観するブッフォン 引退後はまだ考えず

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 19日にデビュー20周年を迎えたユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンは、まだ引退後のことを考えていない。

 37歳になった今でも世界から称賛され続けているブッフォン。2018年のロシア・ワールドカップ出場を目指すと公言している彼だが、引退について考えてもおかしくない年齢であることも事実だ。

 だが、ブッフォンはまだ先のことを考えていないという。イタリア『スポーツメディアセット』で、指導者としてベンチに座るようになる可能性を問われると、ブッフォンは次のように答えた。

「ベンチに座る? 役割によるかな。プレーを続けている限りは、ベンチに座る姿を見られたくはないからね。まあ冗談はさておき、今後のことは様子を見よう。いろいろアイディアはあるんだ。でも、今はまだ将来何をするか考えていないよ」

 パルマ時代にミラン戦でデビューしてから20年。次節でそのミランと対戦するのは、運命と言えるかもしれない。ただ、ブッフォンは代表戦で太ももを痛め、コンディションが懸念されている。

「ちょっとしたケガを抱えて迎えることになったけど、ピッチに立てる可能性はかなりあると思っているよ」

 ミランのゴールマウスを守るのは、ブッフォンの21歳年下であるGKジャンルイジ・ドンナルンマだ。

「プレッシャーを抱えないように、落ち着いて成長することを考えなければいけない。16歳でミランのユニフォームを着てピッチに立ち、メディアも含めたプレッシャーに耐えているなら、すでに素晴らしい選手であることを示しているけどね」

「彼は僕より1歳若くデビューした。これからは彼次第だ。ここまでの試合は、彼が素晴らしいキャリアを送れるという兆しになっている。僕は心からそうなることを願っているよ。アドバイス? できるだけ早く成熟することだ。この環境の何が正しく、何が間違えているかを理解するためにね」

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