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長友の退場にSDも怒り 「いつもインテルに対する不利な判定がある」

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 30日のナポリ戦でDF長友佑都が退場になったことは、インテルロベルト・マンチーニ監督だけでなく、クラブ首脳陣も怒らせたようだ。ピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が試合後、インテルに対して不利な判定が多すぎると訴えた。

 長友は35分にナポリFWカジェホンへのファウルでイエローカードを出されると、44分にはMFアランへのファウルで2枚目のカードを出されて退場となった。開始2分に先制を許していたインテルは、数的不利で後半を戦う苦しい展開となり、ナポリに2点目を奪われると、1点を返したが追いつくには至らず。首位から陥落した。

 アウジリオSDは試合後、イタリア『スポーツメディアセット』で次のように述べている。

「何よりも残念なのは、試合の管理の仕方だ。最高に美しい試合になるはずだったのに、そうならなかった。誰か(主審)が主役になろうとしたからだ。こういう試合で退場にするには、大変な責任感を持つ必要がある。これは事実だ。我々はいつもちょっとしたファウルで10人にされている。11人対11人なら、今日の試合は負けなかった」

 同SDは、インテルを貶める陰謀があると考えているわけではないという。だが、インテルに不利なジャッジが少なくないと感じているようだ。

「私が言っているのは、責任感についてだ。フェリペ・メロジェイソン・ムリージョ、そして長友の退場がどんなものだったかを見るだけで分かるだろう。深刻な(判定)ミスだ。インテルに対する陰謀だと言っているのではない。敗北に値しない試合で負けたのが残念なだけだ」

 一方、エリック・トヒル会長は次のように述敗れはしたがチームを誇ると述べている。

「インテルは戦士だとサポーターに示した。負けてしまったが、私は試合に満足している。次の試合でもっと強くなって戻ってこよう。監督と全選手に感謝している」

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