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カディスは「心を痛めながら」も提訴を決断、レアルは敗退濃厚か

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[12.2 コパ・デル・レイ4回戦第1戦 カディス 1-3 R・マドリー]

 カディスのマヌエル・ビスカイノ会長は2日に会見を開くと、クラブの緊急理事会を開いた結果、「心を痛めながら」も全会一致でレアル・マドリーの規則違反を訴えると決めたことを明かした。スペイン『アス』が伝えている。

 2日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の4回戦・第1戦でカディスはレアルに1-3で敗れた。しかし、レアルが出場停止のはずのMFデニス・チェリシェフを出場させていたことから事態は急転した。

 試合直後にカディス側は理事会を開くと対応を検討。出場停止選手を起用したとして、レアルを提訴することに決めたという。今季のコパ・デル・レイ3回戦では、オサスナが出場停止処分を受けていた選手を起用し、規則違反で敗退している。レアルも4回戦で姿を消す可能性が高くなった。

 会見に臨んだ同会長は「今回は迅速な決断が必要だった。我々はレアルと友好的な関係を築いているが、心を痛めながらも訴えるという決断を下すことになった」と説明。「レアル・マドリーは世界最大クラブの一つ。それゆえに簡単な決断ではなかった」と苦渋の決断だったことを明かしている。

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