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マドリー、カディスに先勝もコパ敗退か 出場停止のチェリシェフ起用で規則違反

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 2日に行われたコパ・デル・レイ4回戦・第1戦、レアル・マドリーは敵地でカディス(2部B所属)に3-1と先勝した。しかし、MFデニス・チェリシェフを起用したことで、コパ敗退の可能性が浮上している。

 マドリーは、久しぶりに起用されたチェリシェフが開始早々の3分に先制弾をマーク。だが、そこには落とし穴が待っていた。

 昨季ビジャレアルに所属していたチェリシェフは、コパでビジャレアル敗退が決まる直前に累積3枚目となるイエローカードを受けていた。当然、移籍していたとしても大会規則は変わらないので、本来であればチェリシェフは出場停止でプレーできない。マドリーはそれに気付かず、カディス戦でチェリシェフを起用してしまったのだ。

 ラファエル・ベニテス監督は慌てて46分にチェリシェフをベンチに下げ、マテオ・コバチッチをピッチに送り込む。その後イスコが2得点を挙げる活躍を見せ、終了間際に失点を喫したものの、マドリーがカディスに3-1で快勝した。

 今季のコパにおいては、3回戦でオサスナが出場停止処分を受けていたウナイを起用して規則違反のため大会から姿を消していた。カディスが今回のマドリーの規則違反を訴えれば、マドリーは4回戦敗退になることが濃厚だ。


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