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古巣C大阪がJ1復帰を逃したその日に…母国で喜びを取り戻したフォルラン

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 元ウルグアイ代表で、今年の夏までJ2セレッソ大阪でプレーしていたFWディエゴ・フォルランは、母国のクラブであるペニャロール加入からわずか5か月でリーグ優勝の喜びを味わうことになった。

 2位ナシオナルと1ポイント差でトルネオ・アペルトゥーラ(前期リーグ)最終節を迎えていたペニャロールは、満員のファンを集めた本拠地センテナリオでフベントゥに1-0の勝利。ウルグアイで最多の優勝回数を誇る名門クラブがまた1つタイトルを加えた。

 優勝メンバーの中には、夏に加入したばかりのベテランFWの姿もあった。Jリーグが迎え入れた屈指の大物スター選手として注目を集めながらも、C大阪の降格により2部リーグでのプレーを強いられることになったフォルランは、今年夏までとなっていた契約を満了して母国へ帰国することを選んだ。

 奇しくもC大阪がアビスパ福岡とのJ1昇格プレーオフで劇的なドローに終わり、1年でのJ1復帰を逃したその日に、フォルランは地球の裏側でタイトルを手にして喜びを取り戻していた。ウルグアイメディアが同選手の歓喜のコメントを伝えている。

「満員のスタジアムで、ペニャロールがチャンピオンになるところを見ることができた。僕はそのためにここに来たんだ。ペニャロールのサポーターは信じられないほど素晴らしいよ」

「少し前に加入したばかりで、チャンピオンになれるチャンスがあるなんて、どこにでもあることじゃないよ。いくらウルグアイ人とはいえ、適応するのはそんなに簡単というわけじゃない。難しいことは色々とあったけど、最後の結果ですごく幸せになることができたね」
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