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年内最終戦は痛恨の逆転負け…香川「悔しい終わり方」

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[12.19 ブンデスリーガ第17節 ケルン2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは19日、第17節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でケルンと対戦し、1-2で敗れた。香川は3試合ぶりに先発し、フル出場したが、年内最終戦を白星で飾ることができなかった。

「最後、勝って終わりたかったし、どんな形であれ、そういう意味ではすごく悔しい終わり方だった」。前半戦ラストゲームはまさかの展開となった。前半18分にセットプレーから先制したが、ケルンの堅い守りの前に追加点を奪えず。すると後半37分、GKロマン・ビュルキのキックミスから同点に追いつかれ、試合終了間際の後半45分に逆転を許した。

「(点を)取れる雰囲気は正直、しなかった。相手の3バックもほぼマンツー気味に付いていて、そこで上手くつぶされていた。もうちょっと工夫が欲しかったけど、単発単発で狙っていた。疲労から来るところもあると思う」

 率直に試合を振り返る香川は「厳しい戦いの中でプレーしていたので、何とか耐えたかったけど、終盤に取られて(相手に)勢いづかれた。最低限の引き分けでしっかりと終わらせる必要があったと思う」と、ラスト8分から一気に逆転を許した試合展開を悔やんだ。

 連勝は3でストップし、今季3敗目。2位はキープしたものの、前半戦終了時点で首位バイエルンとの勝ち点差は「8」に開いた。シーズンは今節でウィンターブレイクに入るが、「悔しい終わり方をしたけど、まだ後半戦が残っているし、前を向いてまた進まないといけない。この経験を次につなげたい」と気持ちを切り替えるように話していた。

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