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終盤ヒヤリも…ユベントスは15年リーグ7連勝締め

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[12.20 セリエA第17節 カルピ2-3ユベントス]

 セリエAは20日、第17節を行い、ユベントスは敵地でカルピに3-2で勝利した。今季序盤こそ出遅れたかに思えたセリエA4連覇中のユベントスだが、15年ラストゲームを白星で飾り、リーグ戦7連勝を決めた。

 先制はカルピだった。前半15分、MFイサーク・コフィーのパスで裏に抜けたFWマルコ・ボリエッロが右に流れながらエリア内に侵入。さらに縦に仕掛けてDFレオナルド・ボヌッチを外すと、GKジャンルイジ・ブッフォンのニアを抜いてゴールネットを揺らした。

 しかし好調ユベントスは冷静だった。3分後の18分、右サイドから上げたMFフアン・クアドラードのクロスから混戦を作ると、FWマリオ・マンジュキッチが右足で浮かせて反転シュート。豪快にゴールネットに突き刺し、同点とした。

 さらに前半41分、左サイドから上げたMFパトリス・エブラのクロスを高い打点のマンジュキッチが頭で押し込み、前半のうちに試合をひっくり返した。

 ユベントスは後半早々にも追加点を奪う。5分、MFクラウディオ・マルキージオがハーフウェーライン手前からDFの裏にロングボールを蹴る。これで裏に抜けたMFポール・ポグバが胸トラップから右足で押し込む。GKと交錯するが、ボールはそのままゴールラインを越えて、枠内に収まった。

 後半18分には同13分から途中出場していたDFダニエレ・ルガーニがゴールネットを揺らす。しかしこれはノーゴール判定となり、追加点にはならなかった。

 ユベントスは後半アディショナルタイムに、クロスボールをクリアに行ったボヌッチがオウンゴールを献上。直後にも右サイドから崩されて大ピンチを迎えるなど、冷や汗をかかされたが、結果的には3-2で逃げ切り、7連勝で15年を締めくくった。

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