日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトが24日、チーバス・グアダラハラからメキシコ代表MFマルコ・ファビアン(26)を獲得したことを発表した。クラブはファビアンと2019年までの契約を交わしたと伝えている。

　クルス・アスルへレンタルに送り出された2014年を除けば、これまでの全キャリアをグアダラハラで過ごしてきたファビアン。トップ下やウィングでプレーする同選手は初めての国外の挑戦の場としてフランクフルトを選んだ。

　ファビアンはフランクフルトで背番号10を着用することになる。公式ウェブサイトで次のように意気込んだ。

「この新しいチャレンジを非常に楽しみにしている。背番号10は光栄なことだ。この背番号にふさわしい選手になるために、すべてを尽くす。みんなとともに成功をつかみたい。そのために早く馴染んで、ハードワークする」

　2011年にメキシコ代表でデビューしたファビアンは昨年のブラジル・ワールドカップでは3試合に出場。フランクフルトのブルーノ・ヒューブナーSD(スポーツディレクター)は「彼は国際舞台でたくさんの経験を積んできた」と、ブンデスリーガのシーズン前半戦を14位で折り返したチームでの活躍に期待を寄せている。

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