リバプールは26日、プレミアリーグ第18節で首位のレスター・シティと対戦する。驚きの躍進を遂げているレスターに対し、ユルゲン・クロップ監督は警戒を強めている。

　レスターは現在、勝ち点38と2位アーセナルに2ポイント差でプレミアリーグ首位に立つ。昨季、奇跡的な追い上げで何とかリーグ残留を果たしたチームとは思えない活躍ぶりだ。

　だが、26日にホームで迎え撃つクロップ監督は、レスターの躍進がまぐれだとは考えない。クラウディオ・ラニエリ監督らの働きぶりについて、会見で以下のように語った。

「レスターは、ほぼ完璧なカウンターアタックのサッカーをする。とても速いね」

「クラウディオのことは、とても尊敬している。レスターのチーム全体のこともね」

　イングランド代表に選ばれるまでに成長したジェイミー・バーディら、FW陣を警戒している。その一角に、今季初挑戦のプレミアリーグでチーム内で3位となる3ゴールを挙げている日本代表FW岡崎慎司もいる。

「得点するのに、レスターはそれほど多くのチャンスを必要としない。彼らは完璧な走りをして、ケガもなく、1週間を通じて働ける2人の強力なFWを擁しているし、レスター自体が1週間しっかりと練習をして回復もできる」

　リバプールはリーグ戦ここ3試合勝ち星がなく、年内最後のホームゲームで白星を狙う。

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