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バルサ、D・スアレス再獲得に向け交渉か チェリシェフの去就が鍵に

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 バルセロナは、ビジャレアルMFデニス・スアレスへの関心を強めている。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

 今冬の移籍市場でルイス・エンリケ監督からアタッカーの獲得を要望されているバルセロナ。これまでセルタFWノリートに対する関心が盛んに取りざたされたが、現首脳陣はクラブが負債を抱えているため契約解除金1800万ユーロ(約23億円)の支払いに難色を示しているとされる。そこで、D・スアレスを引き入れる選択肢を視野に入れ始めている模様だ。

 D・スアレスは、今夏にもバルセロナに復帰する可能性があった。だが最終的にはビジャレアルへと移籍したことで、現在復帰を楽観視している様子はないという。また移籍の前に直接電話で自身を説得したマルセリーノ・ガルシア・トラル監督に恩を感じており、クラブ間の交渉がまとまらない限りバルセロナ行きの意思を公にすることは避ける意向だとみられる。

 今夏D・スアレスを獲得したビジャレアルは、2016-17シーズンまで同選手の買い戻しを可能とするオプションをバルセロナに与えていた。その際に必要となる金額は300万ユーロ(約4億円)。しかし、このオプションが行使できるのは2016年夏以降という契約だ。

 それでも、バルセロナはD・スアレスの再獲得をあきらめてはいない。バルセロナはビジャレアルとの間にある親和性、さらに両クラブの指揮官も同じアストゥリアス出身で良好な関係を築いていることで、D・スアレス獲得に向けた交渉を始められると考えているようだ。

 ビジャレアルがD・スアレスの移籍を容認するためには、その代役を確保しなければならない。マルセリーノ監督は先日、レアル・マドリーMFデニス・チェリシェフに興味を抱いていると認めていた。チェリシェフがビジャレアル移籍に傾けば、バルセロナがD・スアレス獲得に近づくかもしれない。


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