欧州や南米の移籍市場で”爆買い”を続ける中国クラブの補強攻勢に、また新たなターゲットが浮上した。ウェスト・ハムMFディミトリ・パイェにオファーを出したクラブもあると報じられている。

　イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、中国のあるクラブが代理人を通してパイェにオファーを提示しており、3800万ポンド(約63億円)を支払う準備があるという。パイェ本人には年俸700万ポンド(約11億6千万円)が提示されたようだ。

　昨夏ウェスト・ハムに加入して活躍を見せているパイェに関しては、ウェスト・ハムが契約延長に向けた交渉を進めていることを9日に表明したばかり。代理人はウェスト・ハムに週給12万5千ポンド(約2085万円)を要求したと報じられ、クラブはその事実を否定したが、中国クラブの提示した条件はそれを上回るということになる。

　プレミアリーグからはすでにMFラミレスがチェルシーから中国へ渡ったほか、上海申花が同FWロイク・レミーの獲得を狙っているとの報道もある。リバプールが獲得を狙っていたMFアレックス・テイシェイラも、シャフタール・ドネツクから中国へ移ることを選んだ。

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