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「裏切りは許さない」…伝統の一戦で“首つり人形” アヤックスがファンの処分に動く

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 アヤックスは、7日に行われた伝統の一戦“デ・クラシケル”のフェイエノールト戦で起きた問題を野放しにするつもりはない。自チームのファンであっても、不適切な行為には罰を下すつもりだ。

 アヤックスのホームで開催された“デ・クラシケル”。ゴール裏に構えるサポーターのターゲットになったのは、フェイエノールトGKケネト・フェルメールだった。

 アヤックスサポーターは試合中、フェルメールと書かれた服を着せた人形を首にひもをかけて2階席の最前列から吊るし、激しくののしった。

 フェルメールは2014年夏にアヤックスからフェイエノールトへ移籍したオランダ代表GK。ライバル間の移籍は大きな衝撃で、アヤックスファンの間は重大な“裏切り”と捉えられている。

 それでも、いき過ぎた行為はアヤックスも問題視している。“首つり人形”の犯人は試合後に捕まっているが、「合計20人を確認している。そのうち8人は特定済み」とアヤックスは発表。「残り12人についても明らかになるでしょう」とし、スタジアム入場禁止などの処分を科す可能性を示唆した。

 フェイエノールトのジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督は、12日の会見で「言葉がない。本当に信じられないことだ」と述べた。
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