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3位争いの直接対決に臨むインテル マンチーニは「困難な時期は去った」と復調に自信

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 インテルは14日、セリエA第25節のアウェーでのフィオレンティーナ戦に臨む。ロベルト・マンチーニ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに向けて「重要ではあるが決定的ではない」試合だと位置づけつつ試合への意気込みを語った。

 前節は最下位ベローナと3-3のドローに終わり、リーグ戦6試合で1勝しか挙げられていないインテル。マンチーニ監督は試合後に「スクデットは終わった話」と語り、目標を完全に優勝から3位争いにシフトしたことを認めていた。

 前節終了時点で3位のフィオレンティーナと、1ポイント差で4位のインテルの直接対決は、CL出場権争いを大きく左右する一戦となるかもしれない。試合に向けたマンチーニ監督のコメントをイタリアメディアが伝えている。

「フィオレンティーナには非常に技術のある選手たちがおり、苦しめられるかもしれない。しっかり注意しなければならない。彼らは素晴らしいシーズンを過ごしているね。難しく重要な試合になるとは思うが、決定的な試合というわけではない」

「しばらく調子が落ちていた時期はあったが、ダービーに敗れてベローナと引き分けたとはいえ、チームには勝利の資格があったと思う。最近の試合を見てみれば、困難な時期は去ったと言えるだろう」

 ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は3位浮上に自信を見せているが、マンチーニ監督は現時点では6位ミランをCL争いから除外している。

「3位を争うのはローマ、フィオレンティーナ、インテルだ。ミランは5ポイント離れており、差を縮めて勝負してくることもできるかもしれないが、今のところは3チームだ」

「シーズン終了まではまだ多くの試合が残っている。我々は自分たちの道を進み、自分たちのことを考えていかなければならない。それができれば大きな可能性があるはずだ」

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