マンチェスター・ユナイテッドに所属するMFマイケル・キャリックが18歳のFWマーカス・ラッシュフォードを手放しで賞賛した。『MUTV』で語った内容をクラブ公式サイトが伝えている。

　故障者が相次いでいたユナイテッドを救った18歳の新星。敗退危機に瀕していたELのミッティラン戦のウォーミングアップ中にFWアントニー・マルシャルが怪我したことから、急遽先発起用されると、2得点の活躍。1回戦突破の立役者となった。

　さらに28日に行われたアーセナル戦で先発すると、ここでもプレミアリーグ初ゴールを含む2得点の活躍。セカンドチームに所属する18歳がトップチームの主役に躍り出ている。多くの選手が独り立ちするのを見守ってきたキャリックだが、ラッシュフォードの“躍進”には驚きを隠せないようだ。

　34歳のMFは「多くの選手がデビューするところを見てきたけれど、彼のようなケースは珍しい。彼にとっても信じられないくらい素晴らしいスタートだよ」とコメント。

「とにかくこれからも前進し続けないといけない。すでに注目されているし、周りが彼を見るようにもなる。デビューして即スポットライトを浴びる存在になったからね。でも、それは良いことだよ。彼は冷静で、落ち着いているから、上手く対処できるさ」と期待を寄せた。

---

●プレミアリーグ2015-16特集