トッテナムは5日、プレミアリーグ第29節のホームでのアーセナル戦に臨む。近年でも屈指の重要な一戦となるノースロンドンダービーに向け、トッテナムのエースFWハリー・ケインが意気込みを語った。

　トッテナムは前節終了時点で首位レスター・シティと3ポイント差の2位につけ、3位アーセナルを3ポイントリードした状況でライバルとの激突を迎える。この試合を制すればタイトルへ一歩近づくだけでなく、1995年以来初めて最終順位でアーセナルを上回る可能性も大きく高まってくる。

　試合に向けたスパーズの若きエースのコメントをイギリスメディアが伝えている。

「シーズン開始の時点では、ただトップ4に入ることに挑戦するという状況だった。今はこれだけ接戦になっていて、とにかく1試合ごとに戦ってどうなるかだ。僕らはリーグ内のどのチームにも勝てると感じているし、最近数週間でそれを見せてきた。どの相手も恐れてはいないよ」

「もちろん、周りのチームが敗れて僕らが勝つほど状況は良くなる。それがアーセナルであっても、(マンチェスター・)シティであっても、レスターであってもね。でも僕らは何をするべきなのか分かっている。試合に勝ち続けることだ」

　本拠地ホワイト・ハート・レーンでの試合では、アーセナルへのライバル心をあらわにするファンの存在が大きな後押しとなることも期待される。

「ファンはいつも素晴らしかった。信じられないような雰囲気だったね。アーセナルの途中経過が表示されて、みんな大きな叫び声を上げたりする。大事なことだよ」

「スタジアム内にそういうエネルギーを感じることができるんだ。僕らはファンが見たいと思っているものをお返しできるように全力を尽くしているよ」

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