かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたオランダ代表選手が、古巣での指揮を希望した。現在は苦しむ名門で、腕を振るいたいと考える元オランダ代表がいる。

　マンチェスター・ユナイテッドは現在、プレミアリーグで6位。名門には納得できない成績だ。

　シーズン中からルイス・ファン・ハール監督の辞任が噂され、来季の監督には元チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョ氏が就任すると言われている。火中の栗とも言われそうだが、この仕事を希望する人物はほかにもいる。

　今回、手を挙げたのは元ユナイテッドの選手でオランダ代表としても活躍したヤープ・スタム氏だ。イギリス『デイリー・メール』によるインタビューで、ユナイテッドの監督就任を希望している。

「昨季、コーチングライセンス(の受講)を終えたんだ。オランダかイングランドで監督をしたい」

「まずはイングランドで監督として働いてみたい。もし成長してうまくやれれば、ユナイテッドに戻ってその役割に就きたいね」

　現在はアヤックスの21歳以下のチームを率いている。だが、ファーストチームを指揮したいため、今季限りでアヤックスを離れるという。

「自分自身を成長させたいし、イングランドのチームに行きたい。だから、アヤックスに契約を終えると話したんだ」

　同氏は1998年から2001年までユナイテッドでプレー。プレミアリーグを3度、チャンピオンズリーグとFA杯を1度、それぞれ制している。

　果たして、イングランドで指揮を執るスタム氏の姿を見ることはできるだろうか?

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