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リケルメ氏:「サッカーを一番分かっているのはイニエスタ」

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 元アルゼンチン代表MFフアン・ロマン・リケルメ氏が、「サッカーを一番分かっている選手」として古巣バルセロナに在籍するMFアンドレス・イニエスタの名を挙げている。

 現在、バルセロナ、ビジャレアルでプレーするなど、つながりの深いスペインに滞在しているリケルメ氏。同氏は同国『マルカ』とのインタビューに応じ、バルセロナの元チームメートであり、今でも親交のあるイニエスタに対する称賛の言葉を口にした。

「誠実に言わせてもらうが、レオ(メッシ)とクリス(ティアーノ・ロナウド)がほかよりも上の存在であることは確かだ。毎年にわたってバロンドールを争っているんだからね。アルゼンチン人として、レオのことは誇りに思っているよ。だけど思うに、イニエスタはこのスポーツをどうプレーすべきか教えてくれる選手なんだ」

「アンドレスは力を抜きながらすべてのことができる、サッカーを最も理解している選手だ。彼は観衆がしてほしいと考えるプレーを、その足で実現してみせる。また、ダニ・アウベスに対してはスペースにパスを出すべきと誰もが思っているときに、彼は自ら進んでいって、その足でボールをわたすんだ。本当に素晴らしいし、普通じゃないよ」

 一方、選手時代に互いに称賛し合ったジネディーヌ・ジダン氏が、現在レアル・マドリーの監督を務めていることにも触れている。

「彼にとって監督業はときに難しいものとなるだろうね。ボールを扱うことにおいてあれほどの名手だった人が、自分がごく自然にできていた技術を選手に説明しなければならない。それは本当に難しいことだ。彼には簡単に思えることだとしても、選手にとってはそうでもないんだよ」

 また、ジダン氏のように監督となる可能性を問われると、こう返している。

「分からないよ。今は自分の時間を楽しみたい。僕は真のボカ・ジュニアーズファンだし、彼らのことを“フル”に楽しめるからね」

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