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テロの影響大きく…アンデルレヒトFWが「家族の安全」を考慮し退団希望

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 22日に発生したベルギー同時多発テロを受けて、ベルギーリーグのアンデルレヒトに所属するFWマティアス・スアレス(27)が今季限りでの退団を希望しているようだ。英『デイリー・メール』が報じている。

 隣国のフランスでも昨年11月13日にパリ同時多発テロが発生し、警戒を強めていた中での今回のテロ発生となった。22日、ベルギーの首都ブリュッセルの空港と地下鉄駅で連続して爆発が起き、死者は34人にのぼり、日本人2人が巻き込まれるなど200人以上の負傷者も出ている。

 このテロを受けてベルギーの強豪アンデルレヒトに所属するM・スアレスがチームを離れることを希望している。同選手は08年からアンデルレヒトに所属し、11-12シーズンにリーグ最優秀選手賞を受賞するなど、チームの中心選手だ。

 M・スアレスは、「この国自体は関係ない。素晴らしい国だ。 私はベルギーという国とここの人たちを愛している」と前置きをした上で、「ブリュッセルには多くのテロリストなど、多くの危険な人物が住んでいる地域がある。妻やチームメイトと以前からいつかこういうことが起きるのではないかと危惧していた。私は代理人と妻と話し、家族の安全のことを考えて6月にここを離れることにした」と今季限りでの退団を示唆した。

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