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就任後初白星を喜ぶベニテス 「全員の努力の成果」

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 ラファエル・ベニテス監督が、待望の初勝利を喜んだ。16日に行われたプレミアリーグ第33節、スウォンジー戦に3-0で勝って就任後初白星を挙げ、残留への手応えをつかんでいる。

 ニューカッスルはベニテス監督就任後も、1分3敗の未勝利と苦戦が続いていたが、この日は40分にDFジャマール・ラセルズのゴールで先制すると、終盤の82分、89分にも追加点を挙げて快勝した。33節でサウサンプトンに1-3で敗れたときは、ハーフタイムに激怒したことを明かしたベニテス監督だが、この日の勝利には、それらの敗戦から巻き返そうという意欲が大きかったと考えている。

「試合に負けたときは失望するものだが、一方でリアクションにも期待している。選手たちの今日のリアクションは素晴らしかったし、ファンもそう感じていると思う。全員の努力の成果だし、これからの多くの勝利の、最初の一つになることを望んでいる」

 この日の試合前には、残留争いのライバルであるノリッジサンダーランドの直接対決があり、サンダーランドが3-0で勝利を収めている。この結果、残留圏内ぎりぎりの17位ノリッジとの勝ち点差は3に縮まった。ニューカッスルは1試合消化が少なく、19日にマンチェスター・シティとの延期分を戦い、23日には、かつてベニテス監督が指揮を執ったリバプールとのアウェー戦がある。指揮官は残留に向けて、さらに調子を上げていく必要があると考えている。

「相手との差が縮まったし、まだまだ戦うことができる。だが最も肝心なのは、良いプレーをすることであり、試合に勝って、ファンに希望を与えることだ。我々は最後まで戦うよ」

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