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リバプール、サコがドーピング違反か 当面の起用を見送り

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 リバプールは23日、クラブの公式ウェブサイトで、DFママドゥ・サコがUEFAのドーピング検査をクリアできなかったと明かした。処分は科されていないが、当面は起用を見送ると発表している。

 クラブやUEFAの発表によると、サコはドーピング検査で禁止物質が検出された。26日までにBサンプルの提出と説明が求められている。UEFAは「現時点で規律処分の手続きは開始されていない」と明かした。

 『BBC』などイギリスメディアによると、サコは3月17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦セカンドレグのマンチェスター・ユナイテッド戦でドーピング検査をクリアできなかった様子。脂肪を燃焼させる薬の物質が見つかったようだ。

 サコはドルトムントとのEL準々決勝セカンドレグで同点弾となるゴールを挙げ、ベスト4進出に貢献。20日に行われたプレミアリーグでのマージーサイドダービーでも、チームの2点目を決めてエバートン撃破に貢献している。

 現時点で処分はないが、リバプールは選手やテクニカルスタッフとの協議の末、当面はサコを起用しないことに決定した。リバプールは23日、プレミアリーグ第35節でニューカッスルと対戦したが、サコは不在。試合はリバプールが2点を先行しながら追いつかれ、2-2と引き分けた。

 フランス代表のサコは今後処分が科されれば、EURO2016にも出場できない恐れがある。

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