6日に行われたセリエB第40節で、カリアリが1年でのセリエA復帰を決めた。喜びに沸くトンマーゾ・ジュリーニ会長は、レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督にオファーを断られて良かったと述べている。

　敵地でバーリに3-0と勝利したカリアリは、3試合を残す3位トラパニとの勝ち点差を11とし、1年でのセリエA復帰を果たした。マッシモ・ラステッリ監督は次のように喜んでいる。イタリア『itasportpress.it』が伝えた。

「我々はこの昇格に十分値した。素晴らしいチームを相手に、見事なパフォーマンスで締めくくったね。この選手たちには素晴らしい価値がある。今はお祭り騒ぎにしていいだろう。とてもうれしい」

　カリアリは、今季のプレミアリーグを制したレスターを率いるラニエリ監督の古巣だ。同監督はかつてセリエCからセリエAまでカリアリを昇格させたことが「最初のおとぎ話」だったと述べている。

　カリアリのジュリーニ会長は昇格を決め、夏にラニエリ監督に就任を打診していたことを明かした。イタリア『gianlucadimarzio.com』が伝えている。

「ラニエリが何度もカリアリの名前を口にしてくれたのは誇らしい。今夜は、私も彼の偉業にほんの少しだけ加担できたと感じているよ。じつは今季、彼にカリアリを率いてくれとオファーしていたんだ。でも、彼は受けなかった。良かったよ。彼はレスターで歴史をつくったのだからね」

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