プレミアリーグの新王者は、本当にローマの王子を狙っているのだろうか?クラウディオ・ラニエリ監督は、クラブにFWフランチェスコ・トッティの獲得を求めたかどうかは明かさないと述べた。

　39歳のトッティは今季でローマとの契約が満了する。最近の試合での活躍により、契約延長が近づいているとも言われるが、新契約へのサインはまだ実現していない。そのトッティへの関心が報じられていたのが、ローマで彼を指導した経験を持つラニエリ監督率いるレスター・シティだ。

　プレミアリーグ優勝パーティーとなった7日のエバートン戦を終え、ラニエリ監督は8日にイタリアメディアで次のように述べた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「トッティをレスターのフロントに求めたのは本当か?トッティは真の皇帝だ。とにかく、それを君らに言うことは決してないだろう」

　トッティ自身は8日のキエーボ戦に途中出場し、セリエA通算600試合出場の偉業を達成。絶妙なアシストをマークし、歴代3人目となる大記録に華を添えた。

　試合後、トッティはミックスゾーンを去る際に報道陣に「またね」とあいさつし、「また来年?」と返されると、背を向けながら指で「ノー」とジェスチャーした。イタリアメディアは、これを冗談として報じている。

　現役引退、契約延長、ローマを退団しての移籍と、トッティは3つの選択肢のどれを選ぶのだろうか。

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