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チーム重視を強調するL・スアレス「得点王でも優勝できなければ意味がない」

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 バルセロナFWルイス・スアレスは、チームのリーガ・エスパニョーラ制覇と自身の得点王獲得が懸かる今季最終節を前に、チームのタイトル獲得が最優先であることを強調している。

 2位レアル・マドリーに1ポイント差で首位に立つバルセロナは、15日に行われるアウェーでのグラナダ戦に勝てば自力での連覇が決まる。一方、今季37得点のL・スアレスはマドリーFWクリスティアーノ・ロナウド(33得点)を4点差でリードし、得点王が濃厚な状況だ。

 今季の明暗が決する最終節を前に、L・スアレスが会見で次のように語ったとしてスペインメディアが伝えた。

「僕がピチチ(得点王)になったとしても、チームがチャンピオンになれなければ何の意味もないよ。(自分の得点で)チームを助けられるのはうれしいことだけど、グループとして優勝できなければ何にもならない」

「リバプールでもそうだったよ。ゴールデンシューを獲得したけど、チームはタイトルに一歩及ばなかったからね。これまでは首位に立つ助けになれているけど、あとは自分たち次第だ」

 チームのエースであるFWリオネル・メッシを上回るゴール数を記録してきたことについては次のように述べた。

「レオがいつもたくさんのゴールを決めているのは確かだ。でも彼も、誰がゴールを決めるのかよりも、リーガで優勝できることの方をうれしく思うはずだよ」

 グラナダは前節の時点で残留を決定しており、バルセロナ戦に臨むモチベーションが難しいのではないかとの見方もある。

「グラナダの選手たちが勝つために持っているはずの誇りを信じているよ。僕らにはリーガ優勝を勝ち取ることに誇りがある。選手たちは金のためじゃなく誇りのためにプレーするものだからね」


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